東京大学史料編纂所

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細川家史料の返却及び調査・借入

 昭和六十年十一月十一日から十六日まで、熊本大学附属図書館に出張し、同館寄託の永青文庫所蔵史料のうち、『細川家史料』(大日本近世史料)出版に必要にして借用中の史料のうち、刊行済みの分及びその関連史料、即ち忠興書状(天印廿六番他)廿五通、并に『新撰御家譜』他十七点一五一冊を返却し、ついで、新に刊行に必要な史料を調査し、『三齋様御書案文』(寛永十一〜十六年)四冊、『鎌倉御逗留中之御文案』(寛永十四年十月)一冊を借用した。尚、長期借用中の史料の早期返却について協議した。
                            (加藤秀幸・荒野泰典)


『東京大学史料編纂所報』第21号p.144